ユルハの杜 しずくのうたと かたつむりの旅
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雨がやさしく降る日は、
音のない世界に、ちいさなうたが生まれます。
だれにも聞こえないその歌をのせて、
きょうも森のなかを ひとつの旅がすすんでいます。
ユルハの杜のどこかで──
雨の日、ユルハの杜では、音符のしずくが森に降ります。
葉っぱに落ちるたび、ポロンと音が鳴り、
それはまるで森じゅうがうたっているよう。
そんな中を進んでいくのは、ピンク色の大きなカタツムリと、
その背中に乗るふたりの妖精。
「ソル、今日はどこへ行こうか?」
「きみがまだ見たことのない音を探しに行こう」
妖精たちは葉っぱの傘をかざして、
ポツポツ音の降る道を、ゆっくり ゆっくり進みます。
どこへ行くのか、どこまで行けるのかは、まだ知らない。
でも、歩みの一つひとつが、音になって
森の記憶に刻まれていく──
雨の森には、そんな旅が似合うのです。
雨のしずくが歌をうたい、
葉っぱがリズムを刻み、
小さな旅人たちが、今日も新しい“音”を見つけに行きます。
あなたの心にも、
しずくのうたが、そっと届きますように。
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