ユルハの杜 月のしずくとふたりの妖精 —夜空に舞うハーモニー
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夜がふかまり、すべてがしずかに眠るころ、
空に浮かぶやわらかな三日月に、ふたりの小さな妖精が腰かけていました。
ひとりは、そっとオカリナを手にとり、
まるで星を呼ぶように、やさしい音色を空に放ちます。
もうひとりは、胸いっぱいに星のかけらを抱えて、
音にあわせてそれを空に舞わせてゆくのです。
ピンクや黄色、水色に輝くそのかけらは、
小さなハートの形をしていて、音の波にゆられながら
ゆっくりと夜空に花を咲かせました。
「音は星を目覚めさせ、星は心を照らす」
ふたりはそう信じて、
今夜も静かに、そっと音と光の贈り物を届けているのです。
ふしぎなことに、その音と光は、
遠くにいる誰かの「夢の入口」までたどりつきます。
そして……
眠る人の心の奥に、やさしい記憶や、
忘れかけていた希望の光をそっと灯してくれるのです。
やさしさは、夜のなかに
月のブランコがふたりをゆらすたび、
世界は少しだけ、やさしくなっていく──
だからあなたも、
もし眠る前にオカリナの音が聞こえたなら、
それは、ふたりの妖精からの**“やさしさの合図”**かもしれません。
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